- さんやく
- I
さんやく【三役】(1)相撲で, 大関・関脇・小結の総称。(2)会社・団体・政党などの重要な三つの役職。 また, 指導的地位にある幹部。(3)能楽で, 脇方(ワキカタ)・狂言方・囃子方(ハヤシカタ)。→ 仕手方(4)茶の湯で, 亭主・正客・詰の三人。(5)江戸時代, 幕府直轄地の三種の特別税。 御伝馬宿入用米・六尺給米・御蔵前入用金の三つ。IIさんやく【山薬】ヤマノイモを干して粉にした漢方薬。 滋養強壮などに用いる。IIIさんやく【散薬】粉末にした薬。 こなぐすり。 散剤。IVさんやく【纂訳】(いろいろな書物を)翻訳し, 編集して一つの書物にまとめること。
「矢野文雄大人(ウシ)の~せられし経国美談といへる書/小説神髄(逍遥)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.